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lecture 01 マイホームを持つ理由

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一生賃貸で住み続けるか、マイホームの購入に踏み切るか?

賃貸暮らしを続けるか、それともマイホームの購入に踏み切るか、
どちらの方が良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、マイホームの購入を考え始める方には、何らかのキッカケがあります。

たとえば…

  • 01. 家賃を払い続けても自分の資産にならず、もったいないと感じ始めた
  • 02. 子供が小学校に入る年齢になり、賃貸の家が手狭に感じてきた
  • 03. 隣の入居者や上・下の階の入居者に気を遣うのが耐えられなくなった

など、賃貸特有の悩みがキッカケになり、マイホーム探しを始める方がほとんどです。

では、本当にマイホームを持った方が幸せな人生が送れるのか?
その答えを出すために、まずは賃貸と購入のメリット・デメリットから考えてみましょう。

賃貸のデメリットが購入のキッカケ

購入と賃貸のメリット・デメリットを整理すると一般的にはこのような点が挙がります。

メリット デメリット
購入
  • 賃貸よりも広い空間を手に入れられる
  • ローン完済後は支払いが無くなる
  • 資産になる
  • 「マイホームを手にいれた」という満足感
  • 家族のライフスタイルにあった間取りを選択できる
  • 最初に大きな費用が必要である
  • 住居に関する税金がかかる
  • 将来的にメンテナンス費用がかかる
  • 住み替えしにくい
賃貸(集合住宅)
  • 気軽に住み替えられる
  • 大きな出費(頭金)が不要
  • 住宅ローンを組む必要がない
  • 管理は人任せでOK
  • 家賃を払い続けても資産にならない
  • 広めの物件が少ない(手狭と感じる)
  • 大きな音を出せない(子供が騒ぐと叱らなくてはいけない)
  • ペットを飼えない物件が多い
  • 内装を自由に変えられない
  • 購入に比べ、最新の設備が使えない
  • 仕様のグレードが落ちる
  • 結露が起こりやすい
  • 冬寒く、夏は暑い
  • 老後に物件を借りにくい

ここに挙げている「賃貸のデメリット」を感じたことはありますか?

マイホームを考えられる方の多くは、結婚や出産、お子様の小学校入学を機に、
賃貸のデメリットを解消したいと思うことが購入のキッカケとなっています。

ただし、賃貸のデメリットを感じ始めたとしても、すぐに購入に踏み切る訳ではありません。

購入に当たって誰もが悩むのが…、ズバリ「お金」のことです。

賃貸と購入、どちらの方がお得?

内観写真

メンテナンス費用について

住宅雑誌やインターネットの情報ですと、「家を購入しても、月の支払額は賃貸の家賃と同じ位だし、資産が残ることも考えると買った方がお得!」
という記事が沢山見受けられますが、本当にそうでしょうか?

実は、そのような記事のほとんど全てが、“ある費用”を含んでいません。

その費用とは、「メンテナンス費用」のことです。

住宅購入時にご存じの方はほとんどいませんが、生涯で1つの住宅で暮らそうと考えるとメンテナンス費用は「1500万円以上」かかります。(※日本の住宅の平均滅失期間が30年前後であるため、長期優良住宅の維持保全計画に基づくメンテナンスの実施を前提とします)

では、メンテナンス費用が1500万円掛かると考えた場合、購入と賃貸どちらの方がお得なのか?実際に生涯に掛かるお金でシミュレーションしてみましょう。

仮に33歳の既婚男性が、名古屋市守山区で土地と建物(3400万円)を購入したと仮定します。完全固定金利1.89%(フラット35S)で30年の住宅ローンで契約して63歳でローン完済。また、住宅を永く美しく維持できるようにメンテナンス費用を40年間で計1500万円を掛けます。 45年目で住宅(建物・土地)を売却。(最悪の場合を考え売却価格を土地購入価格の1000万円のみで計算)売却まで含め、最終的に賃貸の方が約157万円負担が少なくなります。

●購入と賃貸の生涯コストの比較表

購入と賃貸の生涯コストの比較表
33歳男性(既婚者)
名古屋市守山区で
新築住宅(注文+土地)を購入した場合
  • 物件:3400万円(建物+土地)
  • 初期費用:頭金 400万円、諸費用 200万円(計 600万円)
  • 借り入れ:3000万円
    ※30年ローンで1.89%の完全固定金利(フラット35S)
  • 維持費:固定資産税・都市計画税年 15万円
  • メンテナンス代:総額 1500万円
    ※45年目に1000万円にて売却
33歳男性(既婚者)
名古屋市守山区で
中古マンションを賃貸した場合

33~38歳、59~78歳

  • 初期費用:50万円(敷金・礼金・引越代等)
  • 家賃:月8万円(管理費含む)
  • 更新料:2年で1ヶ月分
    [39~58歳]※子供が増える時期
  • 初期費用:75万円(敷金・礼金・引越代等)
  • 家賃:月12万円(管理費含む)
  • 更新料:2年で1ヶ月分

シミュレーションの結果を見て、どのように思われたでしょうか?

自分が大事にできる家を建ててメンテナンスにもお金を使っていけば、孫世代まで住み継ぐことができる一方、賃貸に比べてお金はそれなりにかかります。

さて、マイホームの購入に多くの人が踏み切るのは何故でしょうか?

あなたは家を買うべきでしょうか?

最終的な金額差を知って判断しよう

最初にお伝えした通り、マイホームを持つ理由は、賃貸の暮らしのままでは叶わない快適な生活空間やライフスタイルを実現するためです。決して安い買い物ではありませんが、その分賃貸に比べて

■ 今よりも広い家に住める
■ 周囲の音や結露、ストレスに悩まされることがない
■ 夏は涼しく、冬は暖かい断熱性の高い家に住める

などの快適な空間を手に入れられるわけですから、マイホームの方が高くなるのは当然とも言えます。逆に「家賃がもったいないから」という理由だけで購入をしてしまうと後悔することにつながりかねません。

ただし、先ほどのシミュレーションで計算した最終的な金額差は約157万円、つまり45年で割ると、1年間で3.5万円、月3千円、1日100円のジュース1本分の違いになります。その金額差があっても、自分の望むライフスタイルを実現したいと感じるのであれば家を買うべきだということになります。

では、マイホームの購入を視野に、「いつ買った方がいいのか」という点を考えてみましょう。